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東京都62区市町村の支援制度を、公式情報から整理しています

コラム ─ データで見る

「確認できていない」を隠さないという決め方

くらしの窓口の比較データは、71項目×62自治体=4,402マスのうち、値を確認できたのは3,087マス(70.1%)です。残りを0円と数えて順位を出すことはせず、「未確認」とそのまま表示しています。その決め方を、実際の集計値で説明します(2026年10月時点)。

資料を確認することを表す、集計表の上の虫眼鏡のイメージ
  • 公開
  • 掲載データの基準日
  • 文責中澤圭志(運営者情報)
この記事の目次
  1. まず、全体の数字から
  2. 比較データは「4,402マスの表」でできている
  3. なぜ「未確認=0円」にしないのか
  4. 読者にとっての使い方
  5. 「未確認」に出会ったときの確かめ方

くらしの窓口の比較データは、71項目×62自治体=4,402マスのうち、値を確認できたのは3,087マス(70.1%)です。残りを0円と数えて順位を出すことはせず、「未確認」とそのまま表示しています。その決め方を、実際の集計値で説明します(2026年10月時点)。

比較サイトの数字は、きれいに埋まっているほど信用されやすいものです。だからこそ、埋まっていないマスをどう扱うかに、そのサイトの性格が出ます。くらしの窓口は「確認できていない」を隠さない、という決め方をしました。この記事では、その決め方を実際の集計値と一緒に説明します。

まず、全体の数字から

当サイトはこれまでに10,661件の制度情報を収集しました。公開の基準(公式情報で内容を確認できること)を満たした7,665件を掲載しています。2,996件は、確認が足りないなどの理由で掲載を見合わせています(2026年10月時点)。

掲載している7,665件のうち、到達確認の取れた出典URL(自治体などの公式ページ)を添えられているのは7,057件(92.1%)です。金額を数値として確認できているのは2,761件です。つまり、掲載済みの制度にも「出典の再確認待ち」が残っています。この比率も、隠さずここに書いておきます。

比較データは「4,402マスの表」でできている

自治体比較(ランキングと項目別比較)の裏側は、71項目×62自治体=4,402マスの大きな表です。1マスが「ある自治体の、ある項目の値」にあたります。このうち、公式ページで値を確認できたのは3,087マス(70.1%)です。

残りの約29.9%を、当サイトは「わからない」の中身で分けて記録しています。集め方と確かめ方で公開している4分類に、実際のマスの数を添えるとこうなります。

比較データ 4,402マスの内訳(71項目×62自治体・2026年10月時点)
画面の表示マスの数割合意味
数字(0円を含む)3,08770.1%公式ページに書かれている値を確認できたマス。0円も、確認したうえでの0円です。順位・比較にはここだけが入ります。
制度なし(確認済み)922.1%公式ページを見て、その項目にあたる制度が無いことを確認したマス。「調べていない」とは別物なので、分けて数えます。
確認できず54212.3%公式ページは見たものの、その項目の記載を見つけられなかったマス。制度が無いとは限らないため、0円とはしません。
未確認62614.2%まだ調べられていないマス。最も正直に言いにくい数字ですが、これを隠すと「62自治体すべてを調べた」ように見えてしまいます。

比較の条件: 「制度なし(確認済み)」と「未確認」は同じ0ではありません。順位・比較に入るのは「数字(0円を含む)」の行だけです。

根拠: 集め方と確かめ方(4分類の定義)

「未確認」の読み方説明を見る閉じる
あなた
表に「未確認」と出ていたら、その自治体には制度が無いということですか?
解説者
いいえ、まだ調べられていないという意味です。制度が無いことを公式ページで確認できたマスは92、公式ページを見ても記載を見つけられなかったマスは542、まだ調べられていないマスは626です。それぞれ分けて数えています。
あなた
どのくらい埋まっているんですか?
解説者
71項目×62自治体の4,402マスのうち、値を確認できたのは3,087マス(70.1%)です。順位はこの確認できたマスだけで付けています。
あなた
掲載されている制度は、全部出典まで確認できているんですか?
解説者
掲載7,665件のうち、到達確認の取れた出典URLを添えられているのは7,057件(92.1%)です。残りは出典の再確認待ちで、この比率も隠さず出しています。

このほかに、条件が特殊で同じ土俵で比較できない「比較対象外」のマスが55あります。これも0点にはせず、理由つきで順位の外に置いています。

なぜ「未確認=0円」にしないのか

未確認のマスを0円として順位に混ぜれば、表はすぐに全部埋まります。しかしそれは「調べていない」を「制度が無い」に書き換えることです。実際、上の表のとおり「制度が無いことを確認した」マス(92)と「まだ調べられていない」マス(626)は別に存在していて、数もまったく違います。この2つを混ぜたランキングは、調べていない自治体ほど順位が下がる、という不公平な表になります。

だから当サイトの順位は、値を確認できた自治体だけで付けています。各比較ページの冒頭の一文に「◯自治体で確認」と、比べた自治体の数を書いているのは、このためです。

読者にとっての使い方

この決め方は、読者のみなさんへの約束でもあります。当サイトで数字が出ていたら、それは公式ページで確認した値です。「未確認」と出ていたら、お住まいの自治体の窓口や公式サイトで直接確かめる価値がある、というサインです。確認できた変更は新着・変更に記録し、データの生成日はすべてのページに表示しています。

誤りに気づかれた場合の連絡先も含め、検証の仕組みの全体は「集め方と確かめ方」にまとめています。

「未確認」に出会ったときの確かめ方

  1. 制度を特定して、出典を開く

    制度名と、当サイトが根拠にした公式ページを控えます。

    • 制度を探して、詳細ページから出典の公式ページを開く。制度を探す
    • 当サイトの確認日と、公式ページの更新日を見比べる。確認日より後に制度が変わっていることがあります。最終的な判断は公式ページの内容を優先してください。
  2. 数字の意味を4つに切り分ける

    同じ「金額」でも、向きと期間で意味がまったく変わります。

    • 受け取る給付か、借入か、自分が支払う手数料か。
    • 月額・年額・1人あたり・上限額のどれか。
    • 自分の年齢・住所・世帯・所得の条件で対象になるか。
    • 購入・契約の前に申請が必要か。申請先と必要書類はどこで確認できるか。
  3. 違いに気づいたら知らせる

よくある質問

くらしの窓口のデータはどうやって集めていますか?

区市町村・東京都・国が公開している公式情報だけを根拠に集めています。収集した10,661件のうち、公開の基準を満たした7,665件を掲載しています。2,996件は掲載を見合わせています(2026年10月時点)。詳しい手順は「集め方と確かめ方」のページで公開しています。

「未確認」と表示されている項目は信用できないということですか?

いいえ、「まだ調べられていない」という意味です。当サイトは、未確認の値を0円として順位や比較に混ぜることをしません。確認できたマスだけで順位を出し、未確認の数も各ページにそのまま表示しています。

この記事の出典

  1. データの集め方と確かめ方(4分類の定義)(当サイトの根拠ページ)
  2. 確認できた変更の履歴(新着・変更)(当サイトの根拠ページ)
  3. 分野別ランキング(順位の対象の扱い)(当サイトの根拠ページ)
  4. 機械可読な配布データの一覧(当サイトの根拠ページ)
  5. 誤りのご連絡・訂正の記録(当サイトの根拠ページ)

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